ビオカニンA(レッドクローバー)でDHT(ジヒドロテストステロン)を抑える

ビオカニンA(レッドクローバー)でDHT(ジヒドロテストステロン)を抑える ビオカニンA(レッドクローバー)でDHT(ジヒドロテストステロン)を抑える

ビオカニンAはイソフラボンの一種で、還元酵素5αリダクターゼを強力に抑制する成分です。
5αリダクターゼにはI型とII型がありますが、ビオカニンAはそのどちらも抑制するとされています。
5αリダクターゼを抑制するということは当然DHTの作用も抑制する、ということになります。

最近、キャピキシルという育毛成分が開発され、注目を浴びているようです。
このキャピシキルの中には先述の「ビオカニンA」ともう一つ「アセチルテトラペプチド-3」というアミノ酸が配合されています。
ビオカニンAがDHTを抑える=守りの育毛なのに対して、アセチルテトラペプチド-3は毛包を維持する=攻めの育毛、といったコンセプトの育毛成分のようです。

残念ながら、現時点(2015年2月)ではキャピシキルそのものを含有するサプリは販売されていません。
育毛剤やシャンプーは販売されているので、ひょっとしたらキャピシキルをそのまま内服するのは健康上問題があるのかもしれません。
ということで「健康で楽しく育毛」を実践する身としては、DHTを抑制する成分である「ビオカニンA」を含んだ食品・サプリを摂るのがベストだと考えます。

ビオカニンAを最も豊富に含んだ食べ物はレッドクローバー(ムラサキツメクサ)です。
ノコギリヤシとの相性が良いそうなので、メインはノコギリヤシ、サブでレッドクローバーという感じで飲んでいます。
ノコギリヤシは毎日、レッドクローバーは週に2〜3日のペースで飲んでいます。

また、ひよこ豆もビオカニンAを多く含んでいます。
カレーやスープに入れても美味しいですし、普通に塩茹でしただけでも美味しいです。
日々の料理のアクセントに使うと良いと思います。

今後の更なる研究が楽しみな育毛成分です。